スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ピンバッチに込められた想い(7)

水泳選手達が最高のパフォーマンスを発揮するには、
本人の弛まない努力があってこそ。

しかし、本人の力以外に、
・練習を指導するコーチ
・練習で張り詰めた身体をケアやトレーニング管理をしてくれるトレーナー
・栄養サポートをする栄養士
・チームのトランスポートやその他雑用を代行するマネージャーやシャペロン
 (聞き慣れないシャペロンの説明はまたの機会に)
とチームが機能するには、専門職の方々が関わっている。

そのトレーナーの方達は、
理学療法士・鍼灸師・按摩マッサージ師・柔道整復師・看護師などが担当され、
開業されたり病院へ勤めたりされている中、
休暇を取って遣り繰りしながら日本代表合宿や試合へ同行されている。

そのトレーナーの方が、アメリカ・ニューメキシコ州サンタフェという
土地にプールがあるのだが、そこで高地トレーニングへ出掛けられた。

ストイックな選手とそれを支えるトレーナーの方達も、
トレーニングと身体のケアだけでは、流石に飽きてしまう。

たまに息抜きとして、ショッピングセンターへ買い物に出掛けることもあったとのこと。

友人であるトレーナーのお一人が、私のピンバッチ・コレクションを知っていて、
そのこともケアして御当地のピンバッチを購入し、帰国後プレゼントして下さった。

Pin II

そのピンバッチは、先住民族を模しているものだろうか・・・
民族衣装を纏った、愛らしいモチーフ。
インカ帝国の住民の様な雰囲気。
スターバックスコーヒーのロゴにも心なしか似ている気もする。

遠い彼の地で、選手達のケアのみならず、
私の小児患者さんへ対するケアも気にして下さった、
トレーナーの方に敬意を表したい。

To be continued

面白かったり、共感して頂けたら、バナーと拍手クリックを是非お願いします!!!
人気ブログランキングへ


スポンサーサイト

ピンバッチに込められた想い(6)

手許にある、ピンバッチ数種をご紹介してみたい。

私の好きなスポーツ、水球(Water Polo)
現在でも、レフェリーとして関わっている。

全日本女子ナショナルチームとニュージーランド代表女子チームの親善試合の際に、
光栄なことに、レフェリーを任されたことがあった。

Pin I

その時のチーム・リーダー:
Peter Szilagyi(シラーギ)監督から頂いた銀色のピンバッチ。
因みに、見かけないこのスペル。
シラーギ監督は水球王国ハンガリーから招聘されていた。
ファースト・ネームも、ピーターでは無く、ぺテルと発音する。

さて、このピンバッチのモチーフである、シダを紐解いてみると・・・

どうやら、そのルーツはニュージーランド・ラグビー・ナショナルチームである
通称:オールブラックスに由縁がある様だ。

ニュージーランド・ラグビー代表チームが1925年の遠征以後、
代表のユニフォームは黒一色になり、
唯一のアクセントとしてニュージーランド固有種“ギンシダの枝”
あしらわれることとなった。

ニュージーランドのスポーツ界では、“ギンシダ”をあしらったユニフォームを着ることや
オールブラックスの一員に選ばれることが名誉とされているため、
様々なスポーツの代表チームがそれにあやかった愛称で呼ばれている、とのこと。

良くみると、銀シダの真ん中に“NZ”の文字が浮き上がっている。

私自身の記念にもなり、シラーギ監督に深謝している。

To be continued

面白かったり、共感して頂けたら、バナーと拍手クリックを是非お願いします!!!
人気ブログランキングへ


ピンバッチに込められた想い(5)

患者さんの恐怖感を出来る限り取り除いてあげたい気持ちがあった私は、
そんなウェインとのエピソードとダグのエピソードから沢山のことを学んだ

手術のスケジュールが決まって、
麻酔科外来において、初対面でお会いした患者さんとは、
世間話や出身地等に関するお話をして、緊張を解きほぐすことに腐心する。

そうしなければ、患者さんは話し易い環境に慣れる前、
言おうかどうしようか迷っていることが多い。
ましてや、プライベートに関わる話を云わされる、
そう思ったり、感じたりすれば、気分が萎えること、間違いない。

患者さんが手術前に感じる不安や恐怖感

それは、手術を行う側には窺い知ることができない部分。

手術をしなければ、助からないことは分かっているけど、
怖くて手術を受けられない、という患者さんに対して、

ドクター連中は、”バッカじゃなかろか”と思われ口に出してしまう方が、
裏事情なのだが、実は多い。

”過剰に反応しちゃってさ~

とか、

”そういう踏ん切りが着かない患者に対して、怒らなくちゃダメだ。”

”そうしないと、時間ばかり過ぎて、売り上げにならない。”

聞いていると寒気を催すが、はっきり言い切る先生がいらっしゃるのも現状。

私自身も、怖くて怖くて仕方無く、麻酔しないで、抜歯して
と、少年時代、先生にお願いしたくらい。

そんな経験の持ち主である私は、大人の患者さんは元より、
もっともっと何をされるのか分からない恐怖に怯え、
声が出せない小さいお子さんの患児には、恐怖感を取り除く手立てを練っている。
加えて、事故の無い様に、安全な麻酔と手術が受けられる為に診察するには、
心を開いてお話を聞くに限る。

その一つのアイテムが、このピンバッチ。

患児と初対面の時に、ポンッとピンバッチをお洋服に着けてあげると、
喜ぶこと受け合い。
それを見た、お母様のハートもガッチリ捉えることが出来る。

子供はなかなか病状を正確に表現することが出来ないので、
大抵はお母様から、その変調や具合等を聞くことになる。
お母様の信頼無くして、診察には至らない、と思った方が良いだろう。

即ち、良い治療を受ける一つのバロメーター:
子供とお母様のハートを掴んで離さないドクターを探そう。

少しでも、患者さんの恐怖を取り除かなくては
というモチベーションで、このピンバッチやぬいぐるみを差し上げることを、
ダグやウェインを見習って、実際の外来で行っている。

そんな些細なことではあるが、ピンバッチに込められた想い

少しでも、患者さんの怖い気持ちが消え去ってくれれば・・・
と、常に何時も願っている。

To be continued

面白かったり、共感して頂けたら、バナーと拍手クリックを是非お願いします!!!
人気ブログランキングへ


ピンバッチに込められた想い(4)

ウェインが、レンタカーに乗りこむ迄の間に・・・

W:“今回の滞米は何時までだい

T:“後、6日間居ます。”
と、答えた。

W:“OK
 “明日コロラドで審判をして、4日後シャークスのゲームでサン・ノゼに帰ってくる。”
 “そうしたら、またゲームを観に来ないか

T::“エェ~ッ
ブッたまげてしまった。

W:“チケットはアレンジしておいてあげよう。”
 “Will Callというチケット先約のブースに行きなさい。”

 “チケットを受け取ったら、ゲームを楽しみたまえ。”

こんな急展開に、目を丸くしてしまった。

更に・・・

W:“第2ピリオドが終わったら、レフェリーが下がるコーナーにおいで”

“レフェリー・ラインズマンと一緒にゲーム・ウェアを着ている状態で、皆で写真を撮ろう。”

あれは、リップ・サーヴィスじゃなかったのヶ

この話だけでも、完璧に別世界へ足を踏み入れていた気がした。
処が、ウェインのサーヴィスはこんな処で止まる訳が無かった。

W:“写真の現像が終わったら、引き延ばして、俺の住所へ送るんだョ。”
 “時間が掛るかもしれないけど・・・”
 “写っている全員のサインを集めて、送り返してあげよう。”

彼のファン・サーヴィスが、嬉しくて嬉しくて、涙がチョチョ切れてしまう。

NHL II

ウェインが腐心して、サインを集めて下さった写真がこれ

NHL III

オマケで、パブで撮影した時の写真
ラインズマンのロニ―・キャメロンが乱闘に巻き込まれ、
パンチを喰らった、眼下に“青痣”が見てとれる。

さて、ウェインに招待して頂いた、4日後のシャークスのゲーム。
試合は、アナハイム・マイティ・ダックスという、ディズニーが
一時期買収していた地元の近い同士の戦い。
内容は完勝。
それも3点差を着けての圧勝。
3点入ってゲームに勝つと、地元スポンサーのドミノ・ピザだったろうか、
その試合のチケットを、見せるとピザが1枚、どの店舗でも貰えるサーヴィスを知り、
なんだか得した気分。

プロ・スポーツに関わる方々の“フレンドリーさ、優しさ”
私も、スポーツや病院で患者さんに触れ合う時に、見習わなくてはならない、と
彼等から学んだ。

To be continued

面白かったり、共感して頂けたら、バナーと拍手クリックを是非お願いします!!!
人気ブログランキングへ


ピンバッチに込められた想い(3)

ケリー先生との出会いを随時、御紹介している最中なのだが・・・

ある時、
NHL(National Hockey League 北米プロフェッショナル・アイスホッケー・リーグ)
の試合観戦に連れて行って下さった。

その試合が終わった帰りに・・・
NHLに加盟するホーム・チーム:
San Jose Sharks
(サン・ノゼ・シャークス:サン・ノゼ市を拠点とする鮫のシャークを
モチーフにしたチーム)の選手・レフェリー・役員らが立ち寄るパブにへ行こう、
と誘われた。
選手もレフェリー達も気さくだから、パブで話しかけてみよう、とケリー先生。

そのパブで食事をしていた、
レフェリーのドン・マッセンフォーヘンと
ラインズマンを務めていたウェイン・ボニー(以下D&W:)に話し掛けてみた。

T:“水球の審判をしていますが、試合の最中、判定に困ることはありませんか

D&W:“キミもかい俺も困惑すること、しょっちゅうョ。”
チャーミングなウインクで、応えてくれた。

ゲームの捌き(裁きでは無い)かたは、超一流
そんな彼等だからこそ、
そして、競技は違えど同じ仕事をしている者同士だからこそ、
話し合えて共感出来る、華麗なジョーク

彼等との軽妙な話合いは、弾んで本当に嬉しかった。

愉しい話合いは、アッと云う間に過ぎ去り、
次のゲーム地へ飛行機で旅立つ彼らを見送ることに。
この時ほど、時の経つ早さが恨めしかった。

その別れ際、ウェインが、
シャークスのホッケー・ジャージを着ていた私の胸を
“グッと”手繰り寄せるなり・・・

“あいよ、またゲームを見に来るんだゼ。また、会おう

と、云うなりNHLのピンバッチをムンずと付けてくれたではないか

本当に嬉しかった。今でも、スーツを着用した時に、
襟のラペル・ピンとしてそのピンバッチを付けて、お洒落を楽しんでいる。

NHL I

ウェインから頂いた、私の宝物
黒色をベースにした楯の様な外形。
そして、オレンジの縁取り。真ん中に、NHLのロゴが見れる。
長年変わらないこのロゴは、シンプルながら、伝統と迫力を兼ね備えている

ウェイン曰く、
“また、会おう
そんな言葉は、職業的なリップ・サーヴィスじゃネ
と、思っていた時・・・

To be continued

面白かったり、共感して頂けたら、バナーと拍手クリックを是非お願いします!!!
人気ブログランキングへ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。