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師匠・5 水庭進教授(4)

9月の2週目に入っても、残暑が厳しく・・・
そう、厳しいなんてもんでは無かった、今年の夏の終わり

水庭先生へ再度お電話をしてみた。

T:“水庭先生、熱さが殆ど変わらない状況ではありますが、如何しましょうか?”

M:“そうだね。では、あと一週間程繰り延べにしてみよう。来週電話してくれるかい?”

T:“分かりました。来週お電話します。”

そうこうしている内に、週が明けた。
そろそろ、水庭先生にお電話しなくちゃ。
そう思っていた日のほぼ深夜、自宅の電話がリンリンと鳴った。

T:“あれ、誰だろう・・・”

受話器を取ると、聞き覚えのある、重厚な低音ボイス
T:“・・・”

M:“なかなか連絡が無かったから、知り合いの先生に卒業名簿から貴方の電話番号を
  聞いたんだョ。”

全く申し訳無い限りであった。

M:“六本木の国際文化会館、通称 I House(アイ・ハウス)で、会おうか?”
 “狸穴(まみあな)の処を・・・”

水庭先生は、rendezvous point (ランデブー・ポイント 落合う場所)を説明して
下さるのだが、シティー・ボーイではない私は、そうしょっちゅう六本木へ出向かない
ので、土地勘がない。

そんな、躊躇を電話越しで読み取られたのだろうか・・・
M:“では、JR市ヶ谷駅なら、改札は一つしかない。そこで待っていてあげよう。”
 “何年も会っていないから、私の顔を忘れているんじゃないかな。”
 “分からないと困るから、改札付近で本を読んで待っているので、目印になるだろう。”

もう、迷子になることは必至で図星。
親と子の関係のようで申し訳ないが、水庭先生におんぶに抱っこになってしまおうと
考えた。

9月の終わりに近いとある日・・・
私は、JR市ヶ谷駅にて、水庭先生との待ち合わせより、30分早くから
お待ちすることにした。

To be continued

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