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バーチャル症例検討会(20) Discrimination PART X

プロローグ

私は国立小児病院で、宮坂先生から麻酔科学に関する薫陶を受けた。
クリックすると第1回を参照できます。17回シリーズになっています
師匠・8 宮坂 勝之先生

初日に、ボカンっと国立小児病院麻酔科マニュアルという分厚い本を渡された。

国小マニュアル

この分厚さを見よ!!!上下巻各々3㎝厚くらいだろうか。
内容濃く、麻酔と集中治療に関するノウハウが記載されている

“明日までに全部読んで来い!!!”
新人教育に情熱を滾(たぎ)らせる鬼軍曹・近藤医長に言われ、
唖然としたが、郷に入っては郷に従え、必死で読み込んだ。
(こういう鬼軍曹がいる病院は安全ですッ!!!)

そんなマニュアルを迷った時には、今でも紐解くようにしている。

国立小児病院麻酔科マニュアル42 p.p.

1.カルテ参照
    手術の目的はなんぞや?
    既往歴:過去の麻酔歴、家族の麻酔歴、呼吸器系既往、新生児人工呼吸など
        合併心畸形(これらは一応、麻酔科外来でチェック済み)
        体重・身長・生下時体重(低体重児での出生だと麻酔リスクが高いため確認)
        検査結果(血液・凝固系)
        入院後の状況:食事の摂取状況
       (下痢や嘔吐だけではなく、環境変化から食事が進まないことを考慮する)
        発熱、風邪症状などを看護記録でチェック
        患者の愛称・癖をみつけ患者診察に向かう

2.患者診察
    まずお話をして仲良しになる
    手足を触ってみながら以下を視診
    呼吸状況は?
    聴診器を用いて呼吸音は? 心音は?etc.

    最後に、口腔内診察
    (いきなり最初に口の中を診察すると泣いてしまって、その後が続かなくなるため)


事細かに方法が記載されているが、それ以前に
小児に対する最初のアプローチ

それは、患児・お母さんとお友達になること

木を見て森を診ず(患部を見て身体全体を診ず)、ではダメなんだ。

私は宮坂先生に厳しく育てられたことを、今でも感謝してやまない。

Fin

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