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“安全とは何か”を考える II バーチャル症例検討会(21)

今回のツアーは2009年に北海道・トムラウシ山で8人が死亡した事故の際と
同じ旅行会社アミューズトラベル社が主催していた。
同社の会見では、トムラウシ山で低体温症によって人命が失われた
教訓を生かせなかった。

社団法人・日本山岳ガイド協会が公開した“トムラウシ山遭難事故報告書”に
詳細が記載されているので、先ずはご一読頂ければ幸いである。

クリックすると参照できます
トムラウシ山遭難事故報告書pdfファイル

トムラウシ山遭難事故調査特別委員会
座長 節田重節氏がトムラウシ山遭難事故報告書の冒頭に述べている、
一部を抜粋させて頂く。

日本の社会の高齢化とともに山で中高年の姿が目立ってきた。
とみにこの10 年ほどは、中高年からの登山入門者、
いわゆる「ビギナー組」を中心に、ツアー登山という新しい登山形態で山を
楽しむ人々が多くなってきている。しかし、ツアー登山といえども一般の登山と同じく、
そのフィールドは美しいが厳しく、恐ろしい自然が相手である。
安全に楽しむためには、自ずと知恵が必要であり、守るべきルールがある。
特にそれは危機的状況においてこそ、よりシビアでなければならない。
もちろん、組織にしても、個人にしても然りである。
そして、「山登りの実力」とはピンチにおいてこそ発揮されるべき力である。
その力とは何か。我々登山者は、トムラウシを「他山の石」として、
そこから多くを学ばなければならない。

 1955 年、世界第5 位の高峰、マカルー(8470 m)に初登頂、
しかも全員登頂という快挙を果たしたフランス隊の隊長、ジャン・フランコは記す。
「山は根気強い勤勉さと、沈着と、頑張りの学校だ」と。
それはまた、山という自然に対して「謙虚さを学ぶ学校」でもある。
 本特別委員会は、あくまでも普遍的な登山者目線でこの遭難事故を調査・検証し、
向後に資するため、ここに本報告としてまとめてみた。トムラウシ山の犠牲者が
身をもって教えてくれた、これらの山の教訓を、我々登山者はしっかりと胸に刻み、
常に事故のない、楽しい山歩きを心がけたいものである。

引用此処まで

好奇心から旅や仕事が始まることは間違いない。
しかし、一見楽しそうに見えても自然という美しくも、時に牙を剥く相手には、
これらの事例を事前に勉強し、節田氏曰くの“他山の石”としなくてはなるまい。

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